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Dr.トレーニング
STUDY 1

STUDY 1 | スタティックストレッチとスポーツ特有のウォーミングアップの組み合わせが、パフォーマンスに与える影響
Negative effect of static stretching restored when combined with a sport specific warm-up component. (2009)

今回紹介する文献は、
「スタティックストレッチとスポーツ特有のスキル練習を組み合わせたウォーミングアップがパフォーマンスに与える影響」を調べたものです。

■ 目的
スタティックストレッチとスポーツ特有のウォーミングアップの組み合わせが、パフォーマンスに与える影響を明らかにすること。

■ 対象
13名のネットボール選手(19.6±0.8歳、184.8±6.3㎝、75.2±10.3㎏)

■ 実験プロトコル

- Day1 -
最大下ランニング→スタティックストレッチ(:SS) → 2〜3分休憩 →
パフォーマンステスト1(Vertical Jump(:VJ)、20mスプリント)→
ネットボールw-up(SKILL) → 2~3分休憩 →
パフォーマンステスト2

- Day2 -
同様のプロトコルでSSを、ダイナミックウォーミングアップ(:DW)に変更。

■ 結果
・テスト1のVJはSSのほうがDWよりも有意に低かった(-4.2%)。p<0.05
・テスト1の20mスプリントもSSのほうがDWよりも有意に低い値を示した(-1.4%)。p<0.05
・SKILLの後のVJ測定ではスタティックストレッチ群の値がテスト1より、有意に増加した(5.3%)。p<0.001
・SKILL後の測定ではSS、DW間に有意差はなかった。

■ 結論
・SSとDWの間で発生した差は、中~高強度のスポーツ特有のスキルウォームアップをするとなくなるといえるだろう。
そのため、もしw-upにスタティックストレッチが含まれているなら、フィールドでのパフォーマンス前に中〜高強度のスポーツ特有のスキルを使ったウォーミングアップを入れたほうがいいだろう。

■ 参考文献
Negative effect of static stretching restored when combined with a sport specific warm-up component.
Kristie-Lee Taylor et al. (2009) Journal of Science and Medicine in Sport 12 pp.657-661